コロンビアのエメラルド、鉱山レポート(ボゴタ編)
原油や天然ガスをはじめ、コーヒーやお花、金、そしてエメラルドと・・・。
コロンビアはこういった沢山の資源に恵まれていて、これらの多くは諸外国へと盛んに輸出されております。
ブラジルが近年すさまじく経済発展してゆく様子は、ここコロンビアにも多大な影響力があり、街のいたる場所でビルの建設や道路の整備が急速に進んでおり、町を歩けばコロンビアが発展していく様子がありありとうかがわれます。
このページでは、わたしがコロンビアのエメラルドを買いつけする様子やボゴタでの日常のひとコマなどをあわせてレポートしていきたいとおもいます。
- コロンビアボゴタでのエメラルドの買いつけの1シーン。薬包紙の中にさまざまなエメラルドが入っているのを次々にチェックしていきます。
- 今日は果たして私の買いたい高品質のエメラルドに 巡り合うことができるでしょうか…。
- マウントモンセラーテにて記念撮影。地上からおよそ3000メートルの頂きはとても空気がきれいです。ちょっとまだ時差ぼけが入っているみたいですが。。。(笑)
- モンセラーテからは首都ボゴタ市内が一望できます。土日には大勢の観光客やカトリックの信者達が山上のモンセラーテ教会まで足を運びます。平日の徒歩での登山は治安が悪く危険です。モンセラーテへはケーブルカーやロープーウェイのご利用がおすすめです。昔から先住民の間で「神聖な場所」として敬われてきた場所です。
- マウントモンセラーテから望む首都のボゴタ市内。高層ビルの数も昨今の建設ラッシュで増加しています。そのビルの高さからみてもそれほど高くないところに雲がさしかかっています。そうです、ボゴタの標高は約2,600メートルなので、ここモンセラーテの頂上付近は約3,000メートル前後なのです。3,000メートルといえば日本人はやはり富士山を思い出しますね。頂上付近を歩いていると身体が疲れてくるのが普段よりちょっと早いような気もします。
- ボゴタの高層ビルや高層マンションの建設ラッシュは、今や凄まじい勢いです。
- ボゴタ市内の街並みです。ちょうどお昼すぎの時間帯なので、ほとんど車は渋滞していません。一方通行の道には両側にクルマが駐車しています。駐車禁止の看板があるにはありますが…。
- コロンビアといえば切バラの輸出が盛んなことで有名ですが、バラ以外にもいろいろな美しい花が咲いています。
- ボゴタにはこんなに美しい花も咲いています。
- モンセラーテの丘にあるレストラン、サンタクララで食事。ボゴタ市内の絶景が一望できるレストランです。お味の方もまあまあレベルが高いです。平日のモンセラーテは人通りが少なくて危険が伴うといわれていますが、土日にはあちらこちらからお祈りする人達が集まり、また観光目的で足を運ぶ人の数も多いので、比較的安心だと思います。但し実際に個人で足を運ぶ際には、最新の情報を手に入れてから自己責任で判断してください。
- モンセラーテの山頂で飲むレモンサワーは最高に美味しい。
- トマト系のスープ。これから肉を食す気持ちが高ぶってきます。
- 豚肉料理は日本人にも食べやすくてオススメです。
- 食事の最後はチョコ系のアイスクリームで決まり!
焼き上げたばかりの甘くて薄い生地のうえでアイスがとろけるのが、何ともいえず美味。
さあ、美味しい食事のあとにはコロンビアのエメラルドはいかがでしょうか?十分見ごたえのあるロットです。
- エメラルドのブローカーから石を渡してもらいます。
- ブローカーからエメラルドを受け取ったら、早速それらをチェックします。
- エメラルドをパーセルから取り出して、ひとつずつ見ていきます。一方ブローカーは次のエメラルドを見せようと準備を始めています。
- 今度は別のブローカーの人からエメラルドを見せてもらいます。ブローカーは沢山のパーセルを机の上にじゃばら状に広げていて、左手の方にもまだまだいっぱい持っています。
- 机の前に積まれているパーセルをひとつずつ全てチェックしてゆく。山のようにあるパーセルの量にやや緊張の面持ちの様子。
- なにやら嬉しそうな表情です。良い取引が出来たのでしょうか。
- エメラルドを買いつけするビルのオフィスから望むボゴタの街並み。外が暗くなってきたかと思えば、時間はもう夕方にさしかかっていました。今日は一日中まじめにエメラルドを見すぎたので、わたしのお腹はかなりへっています。(笑)
- エメラルドトレードセンターにはなんと虹がかかっていました。虹の高さが低いのかボゴタの標高が高いのか、虹のアーチの場所は目前で思わず心をうばわれました。写真左側の赤いバスはトランスミレニアムという二両連結の路線バスです。
- エメラルド広場にて何か良いエメラルドがあるかないか別の石を物色する。
- 結局エメラルドを見せてくれたご婦人に感謝の意を表してわかれる。
- ヒメネスにてブローカーからエメラルドを見る。意外と良かったので、買いつけ事務所に行ってもう一度見る。
- 仕事の成果が良かったのか、余裕の笑顔でコーヒーブレイク。(笑)
エメラルドのガンガ。六角柱のエメラルドの原石がなんとも美しい。
- わたしはタクシー派なので、あまりトランスミレニアムを使用しませんが、このように道路の真ん中に専用ゾーンがあるので、街のバスに乗っているよりはとても速い。行き先があうときには是非使いましょう。
- タクシーをつかまえようとしながら写真を撮ろうとしたら、ミスショット!タクシーも目の前を通りすぎてしまった、一挙両得ならず。ちなみにボゴタのタクシーはこんなかんじのイエローキャブです。
- タクシーのバックミラー上にあるデジタル数字は、タクシー料金を示す数字。64ということはつまり4,200ペソ(日本円で約200円ぐらい)。
- タクシーの後部座席には料金早見表があります。初乗りが約160円ぐらいで、ちょっと遠くまで行っても1000円以内の感覚なので、タクシーは頼りになります。地下鉄などはまだボゴタにはないので、徒歩以外の移動手段はタクシーか人のクルマに乗せてもらうか、あるいはバスを使うしかありません。
- 昼間のタクシーはいいのですが、夕方になると道路の渋滞はとてもスゴイ。仕事を残業しないで帰る人の数が多いのもひとつの理由だが、もうすぐ人口1000万都市といわれているボゴタに地下鉄がまだないのが一番大きな理由でしょう。
- 感覚では歩くよりもタクシーを使う方が安全。コロンビアの治安は年々良くなってきていますが、歩くときには特にまわりに注意しながら歩いた方がいいでしょう。
- ボゴタの町の治安を守る軍隊の人たち。街の治安を守る警察や軍隊の人の数は、ここ数年でかなり増加しました。街の至るところで彼らを目にする機会は、結構頻繁になりました。彼らの活躍のおかげでコロンビアの治安は向上してきているといえるでしょう。
- 徒歩で移動すれば、こういった裏通りも歩く場合もある。信号のない交差点にはさりげなく軍人が目を光らせていました。皆さまはわたしがタクシー派であることに賛成してくれるでしょうか!
- チェスを楽しむ男達。店先のCOCAとはあのコカのことなのか?あるいは同様の名前をもつタバコなのか?チェスの勝負に勝つのは一体どっちなんだろうか??
- 活気にあふれたボゴタ市街の街並み。この界隈の平日ならではの様子で休日の人通りはグーンと減る。
- トランスミレニアムの路線拡張工事の1シーン。
- トランスミレニアムの路線は、主に道のど真ん中が必要になるため工事期間の最中はどうしても大きな渋滞が生じることが多い。
- そのため現在クルマはラッシュアワーの時間になると、曜日別にナンバーの下一桁の番号別に通行規制が行われている。
- 工事現場から物を運ぶ馬と、買い物帰りの女性。
- こちらは新しくビルが建設される現場。
- 高層ビルの隙間から空を望む。ボゴタは高地にあるので見上げると、時々雲がすぐそこにあるような感じもする。
- 昼食後の散歩はのどかなひととき。スタンドで喉を潤す。
- コロンビアのジュース。ちょっとコクがあって生搾りらしさがひときわ感じられて美味しい。
- 南米コロンビアでは幻のフルーツといわれるあのピタージャを食べることができる。スーパーでも簡単に手に入るのでとてもうれしい。つぶつぶとヒタヒタ感が楽しめてとても美味しいです。一度食べてみる価値ありだと思います。
- 夕刻のヒメネスは帰りを急ぐ人達でいっぱい。この日の私は徒歩で帰ることにしたが、途中で雨に降られてずぶぬれになってしまいました。わたしがタクシーを使わないから雨が降ったのかもしれない。(笑)
- 仕方なく途中で傘を買うことに。道で雨宿りをしている女の子二人がこの突然の雨に困っていたので、一緒に傘のなかに入れてあげて歩きました。生まれて初めての男女女の三人の相合傘の経験にわたしは気分をよくして歩いたが、結局私はこの相合傘のおかげでずぶぬれになってしまい、しかも途中で帰る方向が違ったのでふたりに傘をあげました。そして再びずぶぬれになってしまったわたしは風邪をひくことに・・・お人好しも大概だったかなあと思いましたが、あの状況で傘をあげない男はきっとどこにもいないでしょう。相合傘のお値段は高いですね。(笑)結局ボゴタのドラッグストアで勇気を出して風邪薬を買って、三日間飲むはめになりました。錠剤がサクマのドロップより大きくて飲み込むのが大変でしたが、幸い効きめの方はバッチリでした。
- 写真の右側に注目!なんと、わたしと同じ相合傘の三人組を偶然発見した。コロンビアでは相合傘をするのは普通のことなんだろうか。いやいや決してそんなわけはないでしょう。(笑)
- 雨のシーンばかり続くと気分がちょっとまいりますよね。ここで世界のバス好き待望の写真を一枚追加です。それにしてもこのバスの排気ガスは上から出ていってるのだろうか。あらためて写真をみてわたしも思わずびっくりしました。
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